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Channel: 企業だからこそコストカットは重要、即実行できる節電対策
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電子ブレーカーの活用で大幅節電

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商店や工場などではエレベーターや機械式駐車場、給水、排水ポンプなどが使用されていますが、これらモーター等の動力を使う場合の電気料金に関しては低圧電力の部類に入るので一般の電気料金の計算とは異なってきます。一般的には付加設備契約といって使用する電気気を予め決めておき、その総容量に一定の数字をかけて電力を算出しています。これだと基本料金が高めであることから、もう一つの方式である主開閉器契約へ変えようという訳です。この契約に変更すると定格電流値に基づいて、契約電力が決められるので基本料金を安く抑えることが出来るという訳です。但し既存のブレーカーでは電気が遮断されることがおこるかもしれないので、電子プレーカーに変更しなくてはなりません。通常のブレーカーは熱動式になっていますが、これは電流に反応するのではなく、熱に反応して電機を遮断するのが特徴だとされています。ということは正確な電流値に基づいていないということです。これに対し電子ブレーカーは、実際に流れている電流値とその時間をベースに計算しているので、普段使わない分は計算から除外してくれるといいます。つまり電気量の計算が実態を正確に反映したものになり、結果として安くなるという訳です。電子ブレーカーを導入するにはそれが適用できるかどうかを事前に調査する必要があります。その上で設置が完了すれば、後は電力会社と契約変更の手続きをすることになります。低圧電力は案外見落としがちですが、トータルで考えればこの分の節電効果は大きく決して無視できません。

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